負傷退場のシティFWアグエロ、戦線離脱の可能性も… ペップ見解「あまり良くない」
バーンリー戦の前半終了間際、相手DFと交錯し左膝を負傷
マンチェスター・シティは現地時間22日に行われたプレミアリーグ第30節でバーンリーに5-0で勝利し、首位リバプールとの勝ち点差を詰めることに成功した。その一方でエースのアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロが膝を痛めて途中交代するアクシデントに見舞われている。ジョゼップ・グアルディオラ監督も「あまり良くないようだ」と戦線離脱の可能性を示唆した。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。
シティは先発出場のU-21イングランド代表MFフィル・フォーデンとアルジェリア代表MFリヤド・マフレズがそれぞれ2得点。今季限りでの退団が決まっている元スペイン代表MFダビド・シルバもゴールネットを揺らし、計5得点で圧勝した。この結果、前日にエバートンとドローに終わった首位リバプールとの勝ち点差は残り8試合で20に縮まった。
そうしたなかで前半終了間際にアグエロの身にアクシデントが降りかかる。背番号10はペナルティーエリア内で左のフォーデンからの折返しに合わせようとしたところでバーンリーDFベン・ミーと交錯し、ピッチに倒れ込んだ。自力で立って歩くことはできたものの、左膝を痛めたようで、そのままブラジル代表FWガブリエル・ジェズスとの交代を余儀なくされた。
グアルディオラ監督はアグエロの状態を「あまり良くないようだ。彼は先月も膝の痛みに苦しんでいた」と説明。怪我の程度については「明日(火曜日)に検査する」とした上で、「私はドクターではないから分からないが、あまり良くないようだ」と戦線離脱の可能性もほのめかした。
プレミアリーグはシーズン完了に向けて再開されたばかり。首位リバプールを追いかける2位シティは再開2戦目にしてアグエロが負傷するトラブルに見舞われた。リーグ戦残り8試合に加え、準々決勝まで勝ち上がっているFAカップ、そして8月に再開予定のUEFAチャンピオンズリーグも残っているだけに、エースが離脱となれば大きな打撃となることは避けられないだろう。