マンUに衝撃契約が発覚 PSGのディ・マリアがバルサへ移籍の際はレアルに罰金52億円!?
2014年夏にレアルから111億円で獲得も、今季開幕前にPSG移籍
パリ・サンジェルマン(PSG)のアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアが2014年夏にレアル・マドリードからマンチェスター・ユナイテッドに移籍した際、宿敵のバルセロナ移籍を警戒した特別違約金が両クラブの契約条項に盛り込まれていたことが発覚した。
クラシコと呼ばれる名勝負を演じてきた名門同士のライバル関係を如実に表すようなディ・マリアの移籍条項を明らかにしたのは、サッカー専門の暴露サイト「フットボール・リークス」だった。これまでもレアルはウェールズ代表MFギャレス・ベイル、コロンビア代表MFハメス・ロドリゲスらとの契約書類が次々と白日の下に晒されてきたが、今回はチームを去ったアルゼンチン人MFがターゲットとなった。
ディ・マリアは2014年夏にレアルからユナイテッドに移籍したが、両クラブ間には移籍後1年以内にバルセロナをはじめリーガ・エスパニョーラ所属クラブに売却した場合は、ユナイテッドは改めて5000万ユーロをレアル側に支払うという条項が盛り込まれていた。違約金発生の対象はレアル以外のリーガ全クラブとなっているものの、ユナイテッドが獲得時の移籍金が5790万ポンド(約111億円)だったことを踏まえれば、ディ・マリアの獲得可能な資金力を誇るのは現時点でバルサとなる。
レアル側が違約金を手にする契約は単年ではなく、複数年にまたがるものとなっている。2017年の移籍市場が閉まるまでは4000万ユーロ(52億円)、ユナイテッドとの契約期間に設定されていた2019年までは3000万ユーロと減額しながらもスペイン復帰時の違約金は存在しているという。
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