シルバ&サネ退団濃厚のシティ、前線の補強は? ペップは懐疑的「他に優先事項がある」
シルバが契約満了で退団決定、サネは契約延長拒否で移籍の可能性が高まる
マンチェスター・シティは今夏、長年所属してきた元スペイン代表MFダビド・シルバら前線のタレントがチームを離れる予定となっている。一方、“ペップ”ことジョゼップ・グアルディオラ監督は「他に優先事項があると思う」と述べ、即刻前線の補強につながるとは考えていないという。米スポーツ専門局「ESPN」が報じた。
シティでは10年間チームに在籍し、数多くのタイトル獲得に貢献してきたシルバが今夏で契約満了を迎える。さらにドイツ代表MFレロイ・サネも先日、来夏までとなっている契約の延長を拒否。サネは母国ドイツの名門バイエルンへの移籍が噂されており、攻撃陣のレギュラークラスが一気に抜ける可能性が高まっていた。
そんななか、グアルディオラ監督は今夏の移籍市場における動きについて問われ、次のように答えたという。
「今はまだ分からない。私がいたバルセロナやバイエルンでは、クラブが費用を捻出できないと言えば、それまでだった。誰がチームに残るか次第だろう。彼(サネ)が今年の夏に出ていくのか、それとも契約満了を待つのか分からないが、我々の前線には十分な戦力がある。ブラジル代表FWガブリエル(・ジェズス)も、(U-21イングランド代表MF)フィル・フォーデンも、(イングランド代表FW)ラヒーム(・スターリング)もいるのだからね」
そして、上記の3人にアルジェリア代表MFリヤド・マフレズを加えた4人は「これから長期にわたって活躍できる」と信頼を強調。今年の夏の移籍市場では「他(のポジション)に優先事項があると思う」として、シルバとサネの放出がそのまま前線の補強にはつながらないという見方を示した。
グアルディオラ監督は新型コロナウイルスによる経済面への影響も示唆しており、世界屈指の財力を誇るシティであっても今夏はスムーズな動きができない可能性もあるようだ。シティを含め、近年の移籍市場を賑わせてきたプレミアリーグのクラブ。今年はどのような夏を過ごすのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)