バルセロナ、メッシの契約延長の交渉スタートか 2年契約をオファーとスペイン紙報道
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新型コロナウイルスの影響から年俸は現状維持の見込み
バルセロナは、2021年6月末まで契約を結んでいるアルゼンチン代表FWリオネル・メッシと新たな契約交渉を開始したようだ。スペイン紙「マルカ」が報じている。
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記事によると、契約延長の交渉はバルセロナのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長とメッシの父ホルヘ氏の間で行われており、主たる契約条項についてはすでに合意しているという。
バルセロナはメッシに対して2年間の契約延長をオファーし、選手側もすでに口頭で合意。これにより、契約期間は2023年までとなるが、これまで同様にメッシにはシーズン終了時に契約を満了するかどうかの判断ができる権利が与えられるという。
この条項が付けられるのは、毎シーズン終了時に肉体的にトップレベルで戦い続けられるかどうかを判断し、現役を続けるかどうかを判断したいというメッシ側の意向によるもの。そのため、メッシにはクラブを去る権利が与えられることになる。
また、年俸に関してもクラブだけではなく、サッカー界全体が新型コロナウイルスによる経済的な影響を受けていることもあり、現状維持となることで合意に至ったという。
契約年数と金額について合意に至っているため、今後バルトメウ会長とホルヘ・メッシ氏は、その他の細かい条件について話し合っていく。現時点で契約がいつ締結されるかは明確になっていないが、クラブに近い関係者によれば、交渉は順調に進んでおり、契約にかかわる者すべてが延長を喜んでおり、話し合われている内容についても満足しているという。
バルセロナにとって、キャプテンであり、絶対的なエースであるメッシの契約は、最優先事項となっている。そのため、2021年まで残留することが決定してすぐにバルトメウ会長は交渉に臨んだという。
(FOOTBALL ZONE編集部)