イニエスタ、”異次元”シュート練習が反響止まず イタリア感嘆「魔法のタッチに国境はない」
GK伊藤相手にエリア外からのシュートを1分間決め続ける動画にカルチョの国も脱帽
ヴィッセル神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタが披露した、”異次元”のシュート練習の反響が止まない。カルチョの国イタリアでも「魔法のタッチに国境はない」と称賛されている。
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イニエスタは名門バルセロナで活躍し、今年でJリーグ3年目に突入した。今季は2月に行われた横浜FCとの開幕戦(1-1)後に新型コロナウイルスの感染が拡大し、リーグは中断していたが、活動休止期間を経て、7月4日に再開を迎える。神戸はサンフレッチェ広島とホームで対戦予定となっており、再開初戦に向けてトレーニングを積んでいる。
イニエスタの仕上がりも順調なようで、神戸公式ツイッターは19日に「1分間、ひたすらゴールを決めるイニエスタ選手」と綴り、“異次元”の精度を誇るキックを公開した。
映像ではペナルティーアークに沿って左から右足でファーサイド、中央からは左右のコースに蹴り分け、右サイドからも左足で弧を描いて次々とゴールに沈めた。驚異の精度を誇るシュート練習に、ゴールを守っていた19歳のGK伊藤元太は手も足も出ず。同僚のDF酒井高徳が伊藤に対して「ノーチャンス」とコメントし、伊藤も泣いている絵文字で反応していた。
衛星放送「スカイ・イタリア」は「イニエスタ:クオリティーに年齢は関係ない」と見出しを打ち、「5月11日で36歳となったが、そのクオリティーは影響を受けていないようだ。イニエスタは相変わらずチャンピオンであり続け、魔法をかけ続けている。計14回のシュートはすべて同じ結果、ゴールだった。すぐにウェブ上で話題となった。ドン・アンドレスの魔法のタッチに国境はない」と称賛。イタリアメディア「ジャンルカディマルツィオ・コム」も「才能の結晶はなくならない」と伝えている。
リーグ再開でイニエスタのプレーを再び観られる日が世界も待ち遠しいようだ。