「サブの南野がリバプールの弱点を強調」 先発抜擢の“明暗”に英紙注目「後悔する理由を立証」
ナビ・ケイタには高評価も、南野は右サイドで適性を見せられなかったと指摘
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リバプールの日本代表MF南野拓実はプレミアリーグ第30節のエバートン戦でリーグ戦初先発を飾ったが、ハーフタイムでの途中交代となった。英メディアは「ナビ・ケイタはリバプールにとって前途有望だった一方、南野はヴェルナー獲得失敗を後悔する理由を証明した」と見出しを打ち、リバプールの“弱点”に警鐘を鳴らしている。
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今季プレミアで首位を走るリバプールは再開初戦でエバートンとの “マージーサイド・ダービー”を迎えた。ライバルとの大一番だが、エースのエジプト代表FWモハメド・サラーがコンディション不良によりベンチスタート。そして、南野が代役として3トップの右ウイングに抜擢され、移籍後初のリーグ先発を飾った。
前半9分、右寄りの相手陣地でボールを受けた南野がドリブルで運ぶと、ペナルティーエリア外から右足を振り抜きゴールに迫る。同34分には、南野がハーフウエーライン付近での激しいプレスからボールを奪い、カウンターからブラジル代表FWロベルト・フィルミーノがビッグチャンスを迎えるも、先制点には至らなかった。
献身的でアグレッシブなパフォーマンスを見せていた南野だが、ハーフタイムで途中交代することに。最終的にスコアレスドローに終わったが、英紙「イブニング・スタンダード」は「ナビ・ケイタはリバプールにとって前途有望だった一方、南野はヴェルナー獲得失敗を後悔する理由を立証した」と見出しを打ち、ピッチ上での“明暗”に注目している。
この日、南野と同様に先発に抜擢されたギニア代表MFナビ・ケイタは際立ったパフォーマンスだったと称賛した一方、「サブの南野がリバプールの弱点を強調」として、「右サイドのポジションでスタートしたが、中央エリアに流れずにはいられなかった」と指摘。ワイドのポジションでは適性を見せられなかったと振り返っている。
さらに、「アフリカ・ネーションズカップが開催されれば、来季はサラーとマネなしで長期間戦わなければならないことを念頭に置いておくべきだ。最高の3トップの一角がいないだけでも迫力が著しく削がれたならば、2人が不在の時を想像してみてほしい」と来季の陣容に警鐘を鳴らしていた。
リバプールは今夏の移籍市場で、世界トップクラスのスピードを誇るドイツ代表FWティモ・ヴェルナーの獲得に迫っていたが、最終的にチェルシー移籍が決定。リバプールの3トップは世界屈指ではあるが、1人でも欠けた場合、破壊力が大きく損なわれる“弱点”をエバートン戦では露呈してしまった。