「これはスキャンダル」 ドイツ1部で珍事、「サッカー史上最大の盗難ゴール」に反響
ヘルタFWルケバキオが味方のボールを奪うようにゴール、海外メディアが注目
現地時間20日に行われたドイツ1部ブンデスリーガ第33節ヘルタ・ベルリン対レバークーゼン戦で珍ゴールが生まれた。華麗なドリブル突破から最後は押し込むだけという状況のなか、味方がかっさらうようにゴールを奪い、「サッカー史上最大の盗難」と注目を集めている。ベルギーメディア「HLN」が伝えた。
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試合は前半22分、U-23ブラジル代表FWマテウス・クーニャの一撃でホームのヘルタが先制。その後は一進一退の攻防が続くなか、後半9分に珍事が起きた。
ヘルタが巧みなパスワークで左サイドを打開して中央へパス。そこへタイミング良く走り込んだポーランド代表FWクシシュトフ・ピョンテクがドリブルで持ち込み、相手DFとGKを華麗なタッチで抜き去る。ゴールライン数十センチのところまで侵入し、最後はボールを蹴り込むだけという状況だった。
しかし、ここで横から現れたのがU-23ベルギー代表FWドディ・ルケバキオだ。ゴールライン手前に入り込んでいたルケバキオは、最後の最後でボールを奪うようにしてシュートを蹴り込んだ。
試合はこのままヘルタが2-0と勝利。海外メディアは味方のビッグチャンスを強奪したプレーに注目し、ベルギーメディア「HLN」は「“史上最大の盗難”:ルケバキオの“盗む”ゴールにツイッターも参加」と報じた。
「ピョンテクがドリブルで相手をかわしたが、最後にラインを越えてボールを叩き込んだのはルケバキオだった。ポーランドのストライカーは、自分のゴールが“盗まれた”という事実に対して、平静を装っているように見える」
この珍事にファンもSNS上で反応しており、記事では「サッカー史上最大の盗難ゴール」「これはスキャンダル」という冗談交じりのコメントも紹介している。ヘルタが勝利した一戦で珍ゴールが脚光を浴びているようだ。