広島がゼロックス杯4度目優勝! 寿人、浅野、ウタカ弾でG大阪を3−1撃破
新背番号10、浅野が値千金のPK弾
すると、その浅野が先輩の檄に応える。同10分、広島は左サイドのMF柏好文がクロスを入れると、ブロックに入ったG大阪DF丹羽大輝がハンドの反則。同12分、このPKを浅野がゴール左上に豪快に蹴り込み、広島が2-0とリードを広げた。
リードを許したG大阪は両外国人アタッカーに代え、MF倉田秋とFW長沢駿を投入。すると同23分、右サイドのMF阿部浩之が上げたアーリークロスに対し、FWにポジションを上げた宇佐美が頭から飛び込んでゴール。1点を返した。
しかし、試合巧者ぶりを見せつけたのは広島だった。同28分、右コーナーキックがニアサイドでコースが変わりファーサイドに流れると、待ち受けていた途中出場のFWピーター・ウタカが右足ボレーで豪快に蹴り込み、3-1とリードを広げた。昨季終了後に移籍したエースMFドウグラスの後釜として清水エスパルスから獲得したナイジェリア人FWがいきなり結果を残す形になった。
広島はこのままゲームをコントロールして時計の針を進め、3-1で勝利。2014年以来2年ぶり4度目の大会制覇を果たした。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
page1 page2