“裸体像”で波紋のイニエスタ像、アップデート版に本人反応 「ズボンを履かせてくれて…」
イニエスタ像の現況を本人が公式SNSで報告、“全身ヌード”は回避
J1ヴィッセル神戸に所属する元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタの功績を称えるべく、故郷アルバセテに建立が予定されている銅像について、イニエスタ本人が現在の銅像の姿が写った1枚の写真を公式SNS上に投稿した。先日、アルバセテ市議会が“裸体像”を公開し波紋を呼んでいたものの、今回アップされた写真の銅像はズボンを着用した姿へと変貌を遂げている。
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イニエスタの故郷アルバセテ市は、地元出身のヒーローの銅像建立を計画し、2018年10月からプロジェクトが始動。今年7月10日に除幕式を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、式は1年間延期された。
銅像はイニエスタを象徴するシーンとして、2010年南アフリカ・ワールドカップ決勝でスペイン代表を優勝へと導く決勝ボレーを決めた姿が基になっているが、アルバセテ市議会は先日、イニエスタの“裸体像”を公開。これが各方面に拡散し、衛星放送「ユーロスポーツ」スペイン語版が「イニエスタを赤面させる像:彼はアルバセテで裸に!」と伝えれば、ホンジュラスのテレビ局「Televicentro」も「全身ヌード」と反応するなど、波紋を呼んでいた。
これを受けて、アルバセテ市議会は公式ツイッターで「画像にあるのは最終作品ではなく、青銅で鋳造される前の粘土スケッチです」とフォローし、最終的にはユニフォームなどを着た完全版ができ上がるとしていたなか、イニエスタ本人が自身の公式インスタグラムに現在の銅像の姿が写った写真をアップ。投稿に添えられた写真の銅像には下半身にハーフパンツが着用され、製作途中である様子がうかがえる。一時は思わぬ反響を呼び起こしたが、「ズボンを履かせてくれてありがとう」と綴ったイニエスタも一安心といったところだろう。