R・カルロスの“35m弾丸FK”をブッフォンが片手でセーブ ファン感嘆「驚くべき決闘」

15年前に対戦したレアル時代のR・カルロス(左)とユベントスGKジャンルイジ・ブッフォン【写真:Getty Images】
15年前に対戦したレアル時代のR・カルロス(左)とユベントスGKジャンルイジ・ブッフォン【写真:Getty Images】

15年前の「R・カルロス対ブッフォン」をCL公式インスタグラムが回顧

 欧州の強豪クラブが集結するUEFAチャンピオンズリーグ(CL)は、毎シーズンのように記憶に残る試合や名シーンを生み出している。スター選手同士の激突は大会の大きな見どころの一つだが、CL公式インスタグラムは15年前のビッグマッチで生まれた名手同士の激突に再注目。レアル・マドリードの元ブラジル代表DFロベルト・カルロスの“35m弾丸FK”を、元イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンが左手一本で止めたシーンを映像で振り返っている。

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 舞台となったのは2004-05シーズンのCLラウンド16第2戦、ユベントス対レアルだ。第1戦を1-0で制していたレアルが、敵地スタディオ・デッレ・アルピに乗り込んだ一戦でそのシーンは生まれた。

 敵陣中央やや右寄り、ゴールまで約35メートルの位置で得たFKの場面。距離はあるものの、R・カルロスにとっては射程圏内だ。ユベントス側も5人が壁に入るなか、R・カルロスが助走を開始。左足を振り抜くと、弾丸シュートがゴールに向かって飛んだ。

 ユベントスの守護神ブッフォンも、ステップを踏みながら素早くシュートに反応。右カーブがかかった一撃に対し、体がゴールの外側に向かって流れるものの、残した左手一本でパンチングし難を逃れた。“悪魔の左足”と呼ばれたR・カルロスのFKの威力を考えれば、片手で防ぐことは至難の業に思えるが、名守護神ブッフォンは力強いパンチングでしっかりと弾き返していた。

 動画公開を受けて、インスタグラムのコメント欄には「レジェンド」「スーパーマン」「ブッフォンは史上ナンバーワン」「驚くべき決闘」「強靭な手」「ブッフォンしかこれは防げなかった」などブッフォンを称える声が並び、世界的人気を誇るサッカー漫画「キャプテン翼」の登場人物を引き合いに出し、「ワカシマヅ」という声も上がっていた。

 試合は延長戦の末に、2戦合計2-1でユベントスが勝利。それだけにブッフォンの片手セーブは、チームを勝利に導くビッグプレーとなった。

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