「完膚なきまでに破壊」 復活のポグバ、PK誘発の“華麗なる突破”に英メディア注目

途中出場したユナイテッドFWポール・ポグバが仕掛ける瞬間(左)【写真:Getty Images】
途中出場したユナイテッドFWポール・ポグバが仕掛ける瞬間(左)【写真:Getty Images】

2020年初出場となったポグバ、途中出場から同点弾へ導くPKを獲得 

 マンチェスター・ユナイテッドは現地時間19日、プレミアリーグ第30節でトッテナムと対戦し、1-1と引き分けた。先制点を許すも、同点弾となるPKを誘発したフランス代表MFポール・ポグバの華麗な突破に英メディアは「ポグバがダイアーを完膚なきまでに破壊」と見出しを打って注目している。

 ユナイテッドはリーグ再開初戦でトッテナムとの“ビッグ6対決”を迎えた。中断前は公式戦11試合無敗で好調を維持していたユナイテッドだが、前半27分に先制点を与えてしまう。一進一退の展開が続くも、後半18分にポグバが投入されると、流れは一気にユナイテッドへと傾き、決定的な活躍を披露したのは同35分だった。

 右サイドでボールを受けたポグバはイングランド代表MFエリック・ダイアーとマッチアップすると、細かなステップと連続的な切り返しで翻弄し、ペナルティーエリアへと侵入。ダイアーはたまらず腕で押して転倒させてしまい、主審はPKのジャッジを下した。これをポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスが決め切り、同点弾を奪った。

 英メディア「スポーツ・バイブル」は「ポグバがダイアーを完膚なきまでに破壊」と見出しを打ち、「ポグバはユナイテッドに重大なPKをもたらすために、ダイアーを完全に粉砕した」と取り上げている。負傷により長期離脱を強いられていたポグバだが、2020年に入り初出場となる復帰戦で流石のインパクトを残してみせた。

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