モウリーニョ監督、ロックダウン中の“極秘練習”騒動を弁明 「2分間一緒にいただけだ」

トッテナムのジョゼ・モウリーニョ監督が“極秘練習”騒動を弁明【写真:Getty Images】
トッテナムのジョゼ・モウリーニョ監督が“極秘練習”騒動を弁明【写真:Getty Images】

英国で都市封鎖が行われた4月に起きた騒動 「適切な距離を取りながら…」

 トッテナムは現地時間19日、プレミアリーグ再開初戦に臨み、ホームでマンチェスター・ユナイテッドと1-1で引き分けた。ジョゼ・モウリーニョ監督にとっては2018年12月まで率いた古巣との対戦になったが、試合前日には自身が4月に引き起こした“極秘練習騒動”について弁明したと、英紙「デイリー・ミラー」が報じている。

 新型コロナウイルスの感染拡大防止策として、英国政府は3月23日から都市封鎖(ロックダウン)を実施し、プレミアリーグの各クラブも活動を自粛していた。そんななか、4月にモウリーニョ監督がトッテナムの選手3人と公園で一緒にトレーニングを行っている画像がSNS上に投稿され、現地メディアからは非常識な行動であるとして一斉に批判の声が上がった。

 しかし、モウリーニョ監督はこの件について英メディアから問われると、「(個人練習で使用する)Wi-Fi付きGPSの使い方を教えるために、(タンギ・)エンドンベレと2分間一緒にいただけだ。それ以上のことはない。あの時期、私たちはズームを使って選手たちと距離を取りながら仕事をしていたし、彼らをモニタリングするためにGPS機能がある器具を使用していた」として、正規の練習ではなかったことを強調した。

 さらに、同監督は「私がある選手の器具の装着を手伝い、それから少人数の若者のグループと会話している時にあの写真は撮られた。彼らもサッカー選手だったが、ウチのクラブではなくて、チャンピオンシップでプレーしている選手たちだった」として、別のクラブの選手たちが同じ公園内にいたことを明かした。そして「私はその選手たちと適切な距離を取りながら少し会話したが、あの時の写真によって私がトッテナムの選手たちと一緒にいたという印象を与えた。それは真実ではないし、いまだに間違っている」とも語り、他クラブの選手たちと会話している様子を撮られた写真によって自身がトッテナムの選手たちと練習をしていたという誤解が広まったと主張した。

 そもそも外出自体が厳しく制限されていた時期に選手たちと直接会っていたことが問題なのだが、モウリーニョ監督としてはソーシャルディスタンス(社会的距離)の確保など適切な措置に沿った行動であり、規制には違反していなかったという認識のようだ。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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