久保建英、スペイン紙は高評価も… 痛恨ドローに指揮官吐露「すべてがとても難しくなる」
レガネス戦は追い付かれて1-1のドロー 17位セルタとの逆転ならず
マジョルカの日本代表MF久保建英は現地時間19日に行なわれたリーガ・エスパニョーラ第30節レガネス戦に先発出場し、後半36分までプレー。この日も攻撃を促進する働きを見せて現地紙から高い評価を受けている一方で、チームは残留争いのライバル相手に1-1のドローに終わった。
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試合は元日本代表監督であるハビエル・アギーレ率いるレガネスが序盤から前に出てくる形に。しかしマジョルカは前半9分に直接FKの場面で、MFサルバ・セビージャのキックがレガネスの壁の下を抜け、先制ゴールをゲットした。
その後もレガネスの攻撃を受ける形になったマジョルカは、攻撃の活路は久保のドリブルだった。後半13分にボールを奪って右サイドを突破してクロスを上げ、精度は欠いたとはいえゴールに絡む意欲を見せた。
しかし、久保とサルバ・セビージャをベンチに下げて守備を固めたマジョルカは、後半42分にレガネスMFオスカル・ロドリゲスに直接FKを叩き込まれ、痛恨の失点。試合はこのまま1-1で終わり、手にしかけていた勝ち点3を逃す結末となった。
スペイン紙「AS」の評価では、久保はサルバ・セビージャとともに3つ星満点中2つ星の評価を受けており、両チームを通じても最高点タイとなっている。ただしビセンテ・モレノ監督が「今日勝てなかった場合、すべてがとても難しくなることは理解していた」と語った通り、残留争いのライバルを蹴落とすことができず、残留圏の17位セルタとの順位逆転も叶わなかった。
残り8試合となるなかで、どれだけ勝ち点獲得に直結するプレーを久保が見せられるか。リーグ最終盤の焦点となりそうだ。