マジョルカ戦で生まれたスーパーゴール、レガネスMFロドリゲスの一撃に脚光

　日本代表MF久保建英が所属するスペイン1部マジョルカは、現地時間19日のラ・リーグ第30節レガネス戦で1-1ドローに終わった。久保は後半37分までプレーしたなか、交代後に相手MFが衝撃の無回転FKを叩き込み、「完璧」「天才だ」「彼がブラジル人だったら契約に1億ドル（約106億円）」と称賛の声が上がっている。

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　18位マジョルカ（勝ち点25）と最下位レガネス（勝ち点23）の一戦は、前半9分にマジョルカが先制ゴールを奪う。相手エリア前でFKを得ると、MFサルバ・セビージャが壁の下を通す技ありの低弾道FKを叩き込んだ。

　ボールが回ってこない時間もあった久保だが、要所でドリブル突破などを見せて相手ゴールに迫り、1-0リードの後半37分に途中交代。マジョルカが逃げ切りを図るなか、同42分にスーパーゴールが生まれる。

　マジョルカが自陣ゴールから約30メートルの位置でFKを献上。レアル・マドリードからレガネスに期限付き移籍しているスペインU-21代表MFオスカル・ロドリゲスがキッカーを務め、右足を思い切りよく振り抜く。強烈な無回転FKがバーに当たりながらゴールに吸い込まれた。

　試合は1-1に終わり勝ち点1を分け合う形となったが、ロドリゲスの一撃が脚光を浴びており、衛星放送「beIN SPORTS」公式ツイッターのスペイン版は「素晴らしいゴール！　マジョルカ戦、オスカー・ロドリゲスの完璧なFK」と称賛。またスペインのテレビ局で司会を務め、サッカーの解説も行うフィル・キトロミリデス氏も「オスカル・ロドリゲスは、近年稀に見る最高のFKを決めた。ワオ」と賛辞を送った。

　レガネスの公式ツイッターも同点ゴールを速報で伝え、「天才だ」「彼がブラジル人だったら契約に1億ドル」「なんて残忍な一撃だ」「嘘だろ」などのコメントが並んだ。無回転FKが与えたインパクトは特大だったようだ。