鎌田の評価急上昇! 「長期契約すべき」と独紙提言、次節出場停止は「大きな損失」

フランクフルトで活躍しているMF鎌田大地【写真:Getty Images】
フランクフルトで活躍しているMF鎌田大地【写真:Getty Images】

直近6試合で2得点3アシスト、最終節で公式戦「二桁得点&二桁アシスト」達成なるか

 フランクフルトの日本代表MF鎌田大地に対する現地メディアの評価が急上昇している。鎌田は現地時間17日に行われたブンデスリーガ第32節シャルケ戦(2-1)でリーグ戦6試合連続スタメン出場を果たすと、前半28分にポルトガル代表FWアンドレ・シルバの先制点をアシスト。同選手は直近6試合で2ゴール3アシストの好成績を残すなど、上昇気流に乗りつつあるチームの牽引役とも言える存在になっている。

 好調を維持する鎌田について、ドイツ紙「フランクフルター・ルントシャウ」は、同選手とフランクフルトとの契約が来年6月末で満了となることに触れ、「クラブの首脳陣は、このキレのあるドリブルの持ち主である日本人選手との長期契約締結のために全力を尽くすべきだ」と契約延長の必要性に言及。さらに「鎌田は累積警告のために次節ケルン戦には出場できない。これは、フランクフルトにとっては埋めることのできない大きな損失」として、鎌田の不在による攻撃力低下の可能性を指摘している。

 また、フランクフルトも鎌田との契約延長が最善の選択肢と考えているようだ。ドイツ紙「ビルト」は、「最初に鎌田と契約延長、その後にシルバを買い取りへ」と題した記事の中で、鎌田の去就について「クラブは鎌田の代理人との交渉に入っていて、契約延長を望んでいる。両者は大筋では合意しているため、交渉成立は目前だ」として、契約延長の可能性が極めて高いことを報じている。

 累積警告により20日の次節ケルン戦は出場停止となる鎌田にとっては、27日の最終節パーダーボルン戦が今季リーグ戦のラストマッチとなる。鎌田は今季ここまで公式戦46試合で10ゴール9アシストをマークしていて、パーダーボルン戦で「二桁得点&二桁アシスト」を達成するチャンスも十分にある。大台到達となればチーム内外からの評価がさらに上がることは間違いなく、その意味では最終節は鎌田の今後を占う重要な試合となりそうだ。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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