チチャリートとのマンU対決は実現せず? ドルトムント香川がレバークーゼン戦ベンチスタート浮上

司令塔サヒン復活で中盤の競争激化

 ドルトムントは18日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)32強のFCポルト(ポルトガル)戦から中2日でレバークーゼン戦に臨む。ポルト戦で先発した日本代表MF香川真司だが、ドイツメディアではベンチスタートが予想されている。主力の復帰と若手の台頭が著しいドルトムントでは中盤争いの激化する一方となっている。独地元紙「キッカー」が報じている。

 2位ドルトムントと3位レバークーゼンとの注目の対決で、先発はポルト戦から中盤の3選手に変更があると予想されている。MF香川とMFバイグル、355日ぶりに実戦復帰を果たしたトルコ代表MFサヒンが外れ、トーマス・トゥヘル監督は左右のインサイドハーフにMFカストロと風邪により欠場していたMFギュンドアン、アンカーにDFギンターを起用すると分析。GKとディフェンスライン、前線の強力3トップは変更なしの見通しだ。

 リーグ戦では開幕から14試合連続でスタメンの座を確保していた香川だが、昨年12月からベンチに回る機会が増えている。トゥヘル監督はカストロを重用し、スタメン起用の回数が増えている。さらに、今季途中からサイドバックのギンターも中盤にシフトする回数も増え、17歳のU-17アメリカ代表MFクリスティアン・プリシッチら若手の台頭も著しい。

 ユルゲン・クロップ前監督時代に不動の司令塔として君臨したサヒンも復帰戦となったポルト戦でインパクトを残しており、中盤の争いは激化している。香川にもさらなるアピールが求められそうだ。

 

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