「ラモスを3度蹴って退場!」 19歳の韓国代表MF、“我を失う蛮行”に海外騒然「醜態を晒した」
バレンシアMFイ・ガンインが背後から3度蹴りを入れて一発退場「即座にレッドカードを提示された」
レアル・マドリードは現地時間18日、リーガ・エスパニョーラ第29節でバレンシアとホームで対戦し、3-0と快勝を収めた。一方、試合終了間際にレアル主将を務めるスペイン代表DFセルヒオ・ラモスに対し、バレンシアの韓国代表MFイ・ガンインが3度蹴りを入れての一発退場に、海外メディアは「イ・ガンインは完全に我を失った」と大々的に取り上げている。
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首位バルセロナと激しい優勝争いを演じている2位レアルは、無観客のエスタディオ・アルフレッド・ディ・ステファノで、難敵バレンシアを迎え撃った。後半16分と41分に元フランス代表FWカリム・ベンゼマが、同29分には途中出場のスペイン代表MFマルコ・アセンシオがゴールを決めて3-0と快勝を収め、首位バルセロナを勝ち点2差で追走している。
一方、この試合の終了間際に一触即発の事態が起きた。後半31分から途中出場していたバレンシアMFイ・ガンインが、同44分にハーフウェーライン付近でパスを受けたラモスに対して後方からタックルするも、体を入れられたためびくともせず、ボールをキープされてしまう。なんとかボール奪取を試みようとするイ・ガンインは、右足、左足で交互に蹴りを入れると、再び左足でキックをお見舞い。これがラモスの足を払う形になると、転倒したレアル主将が怒りを露わにして詰め寄り、主審は迷わずレッドカードを提示した。
一発退場の判定にイ・ガンインは猛抗議したものの判定は覆らず、バレンシアは数的不利の状況下で試合終了のホイッスルを聞くことになった。これを受けて海外メディア「Be Soccer」スペイン語版は、「イ・ガンインは我を失った。ラモスに3度蹴りを入れて退場!」と見出しを打って取り上げている。
「イ・ガンインは完全に我を失った。ラモスに3度キックをお見舞いし、主審から即座にレッドカードを提示された。試合が上手くいかない時、あなたの脳裏に悪魔が囁く。それが、理性を失ったイ・ガンインに起こったことだ。この韓国人は醜態を晒した」
わずか13分間の出場にとどまったイ・ガンイン。マジョルカの日本代表MF久保建英と並び、次代のアジアサッカーを担う19歳の逸材として期待を寄せられているが、レアル戦では未熟な一面を露呈する結果になってしまったようだ。