メッシ、C・ロナウドよりもゴール量産中! スアレスにかかる欧州得点王の期待

メッシの「73ゴール」超えは究極の夢

 スアレスは現在リーガ・エスパニョーラで24ゴールを挙げていて、21ゴールのロナウドを3ゴール上回り、得点王争いのトップに立っている。17日のスポルティング・ヒホン戦でリーガ通算300得点を決めたメッシも猛追するが、ケガなどで離脱した期間もあったため15ゴールにとどまっている。そのためスアレスにとってはメッシとロナウドの牙城を崩し、単独でのゴールデンシュー獲得のチャンスが訪れている。

 昨シーズン、スアレスはFCバルセロナに加入したもののW杯での噛み付き行為により出場停止処分を受けた。出場停止処分が明けた直後こそメッシとネイマールとの3トップの中で自分の立ち位置を模索していたが、メッシが右のウイングの位置に入ることで中央の定位置を確保。2年目となる今季はさらに連動性が増し、2人のサポートをしつつも本来の能力であるゴールゲッターとしての活躍が目立っている。

 そんなスアレスにとって究極の夢ともいえるのが、メッシのシーズン最多ゴール記録である。バルサの背番号10は11-12シーズンに、リーガでの50ゴールをはじめ、合計で73ゴールという偉大な記録を打ち立てている。一方で今季のスアレスはリーガが14試合、スペイン国王杯は決勝の1試合、そしてUEFAチャンピオンズリーグでの決勝トーナメントを勝ち上がれば最大7試合を残しているが、全ての大会でゴールを量産して、前人未到の数字へと一歩でも近づけるだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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