レアルMFアセンシオ、長期離脱明けでファーストタッチ弾 復帰初戦を現地紙絶賛「泣きそう…」
長期離脱から復帰したアセンシオがファーストタッチで追加点をマーク
今季開幕前のプレシーズンマッチで膝を負傷し、長期離脱を強いられていたレアル・マドリードのスペイン代表MFマルコ・アセンシオが現地時間18日に行われたリーガ・エスパニョーラ第29節バレンシア戦(3-0)で途中出場し、ファーストタッチでゴールを奪った。スペイン紙「マルカ」も「インパクトを残すのに数秒」「泣きそうなほどの喜び」と復活のレフティーを称賛した。
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アセンシオは昨年7月24日に行われたプレシーズン大会のインターナショナルチャンピオンズカップ(ICC)アーセナル戦で負傷。左膝の前十字靭帯断裂および外側半月板損傷と判明し、長期離脱となった。
今季中の復帰は絶望と見られていたが、新型コロナウイルスの感染拡大によるシーズン中断期間を挟んだことで復帰が可能に。まさに不幸中の幸いといえるだろう。
そのアセンシオが現地時間18日のバレンシア戦で約11カ月ぶりとなる試合に出場。1-0とレアルがリードして迎えた後半28分にウルグアイ代表MFフェデリコ・バルベルデとの交代でピッチに立った。ジネディーヌ・ジダン監督からは笑顔で送り出された。
するとその直後、アセンシオはコーナーキックの流れからフランス代表DFフェルランド・メンディのクロスに左足のボレーで合わせてチームの2点目をゲット。ピッチに入ってわずか30秒、それもファーストタッチでゴールに結び付けた。
アセンシオは同41分にも右サイドからのラストパスで元フランス代表FWカリム・ベンゼマのゴールのお膳立てをし、復帰後最初の試合で2得点に絡む活躍を見せた。スペイン紙「マルカ」電子版の選手評価でも、長いブランクを感じさせないプレーを見せたアセンシオを称賛している。次のような寸評が上がっている。
「ファーストタッチで得点した。アセンシオがインパクトを残すのにわずか数秒で良かった。泣きそうなほどの喜び。そしてベンゼマの3点目もセットアップした」
待望の復帰戦で結果を残したアセンシオ。逆転でのリーガ制覇を狙うレアルに頼れる男が帰ってきた。