”資金力”に打ち勝つ”育成力” 第2のアヤックスと化したシャルケに迫る!
基準となる生涯学び続ける姿勢
エルガート氏によると、選手の才能以外にも重視しているものがあるそうだ。
「私たちは才能のある選手には扉を開いています。しかし重要なのは態度や人格、教養でそれらは才能と同じぐらい重要です」
「いい選手は生涯学習者でなくてはいけない」と語る、エルガート氏。その一例としてカメルーン代表ジョエル・マティプを挙げた。彼は、今シーズン終了後、 ユルゲン・クロップ監督率いるリバプールへの移籍が決まっている。それは、選手が懸命に課題を改善してきた結果だという。
「ジョエル(・マティプ)は非常にいい。彼には輝かしい未来が待っている。なぜならいい学習者だし、ハードワークをするし、人格者でもある。そして彼はまだ若いからね」