J1浦和が異例の緊急声明 「いかなる差別的、侮辱的な行為や言動を許さないと断言」
「SNSにおける差別的、誹謗中傷的な投稿について」と題して公式サイトに声明
J1浦和レッズが18日、公式サイトで「SNSにおける差別的、誹謗中傷的な投稿について」と題して緊急声明を発表した。所属選手に対するSNSの投稿などについて触れ、「差別撲滅に向けて取り組み続けていきます」と声を上げた。
【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから
浦和は「今般、弊クラブ所属選手に対する差別的発言や誹謗中傷を伴う看過できない内容が、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を通じて、散見されます」と説明。さらに昨今の情勢を踏まえつつ、「現在、世界各国において人種差別に関しての様々な反応やアクションが見られ、その影響はスポーツの世界にも波及しています」と続けた。
声明では「浦和レッズ、またJリーグを取り巻く環境においても、人種、肌の色、性別、言語、宗教、または出自などに関する差別的あるいは侮辱的な発言または行為はなくなっておりません」と指摘。そのうえで旗幟鮮明のコメントを残している。
「2020シーズンのJリーグ再開にあたり、改めて、浦和レッズとして、いかなる差別的、侮辱的な行為や言動、SNS等での発言を許さないことをここで断言します。そして、浦和レッズの理念、差別撲滅宣言、SDGsのビジョン、提携する国連の友アジア-パシフィックと共に策定した差別撲滅に向けたアクションプログラム(行動計画)に基づき、浦和レッズは継続して、差別撲滅に向けて取り組み続けていきます」
浦和は改めて、差別撲滅に対するクラブの立場を明確にしている。
[ftp_del]
>>【PR】イングランド・プレミアリーグをDAZN(ダゾーン)で見よう!ネットでの視聴方法はこちら!
[/ftp_del]
(FOOTBALL ZONE編集部)