久保建英、なぜレアルは国内移籍を望む? 海外メディア指摘「国外オファーは拒否」
レイニエルと久保をスペインに留めたい考えのレアル 「その理由は国籍取得」
マジョルカの日本代表MF久保建英は、今季レアル・マドリードから1年間の期限付き移籍しており、去就に注目が集まっている。国内外のクラブが候補として報じられるなか、海外サッカーサイト「BeSoccer」フランス語版は「なぜレアルは、レイニエルと久保がラ・リーガに残ることを望んでいるのか?」と特集を組んでいる。
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レアルは昨夏にFC東京から久保を完全移籍で獲得した一方、今年1月1月にはフラメンゴから“新たなカカ”と形容される18歳のU-23ブラジル代表MFレイニエルを補強した。記事では「なぜレアルは、レイニエルと久保がラ・リーガに残ることを望んでいるのか?」と伝え、その理由について触れている。
「レアルは、レイニエルと久保に関して多くのオファーを受けているが、国外からのすべてのオファーを自動的に拒否する。レアルは二つの宝石をスペインに留めることを好むが、その理由は(スペイン)国籍取得に他ならない」
ドイツのレバークーゼンがレイニエルに興味を示していると報じられ、「レアルが歓迎しない。その理由は非常に単純だ。スペイン国籍取得の手続きを開始するためには2年間の継続的な居住が必要で、海外移籍はそのプロセス中断を意味する」と指摘。国内クラブでは、レアル・ソシエダやビジャレアルが関心を寄せている
また「久保に関しては、ブラジル人の場合と似ているが、日本人の彼は10年間の在留期間が必要とする」と言及。国内のレアル・ソシエダやベティスに加え、イタリアのミラン、フランスのパリ・サンジェルマンなど国外のビッグクラブが浮上したが、「スペインのいくつかのチームが、マジョルカで感銘を与えている久保を求めており、レアルは彼をラ・リーガに留めておきたい」と続けている。
「過去数年間、レアルは若い才能に賭けてきた。彼らがスペインで経験を積むという挑戦を受け入れ、ベルナベウに提供する準備ができたら、遠くない将来にトップチームに参加できるようにしたいと考えている」
レアルとしては、将来性豊かな逸材コンビをスペイン国内に留め、スペイン国籍取得の可能性を残しながら成長を促したい考えのようだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)