「象徴的」 名古屋の元ブラジル代表FWジョー、“古巣復帰”に海外メディア注目「背番号77」
コリンチャンスが名古屋FWジョーを獲得したことを発表
ブラジルの名門コリンチャンスは17日、J1リーグ名古屋グランパスの元ブラジル代表FWジョーを完全移籍で獲得したことを発表した。2017年以来3年ぶりの復帰が決定。コリンチャンスの“英雄”復帰に、海外メディアが注目している。
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ジョーは2003年にコリンチャンスでプロキャリアをスタート。05年にCSKAモスクワへ移籍し、08年にはマンチェスター・シティへ加入した。エバートンやガラタサライ、母国の名門インテルナシオナル、アトレチコ・ミネイロなどを渡り歩き、17年に再びコリンチャンスへ復帰。18年に名古屋へ完全移籍で加入し、開幕戦となったガンバ大阪戦(3-2)で初ゴールを挙げると、シーズン24ゴールで得点王に輝いた。だが、昨季は序盤戦こそゴールを積み上げたが、最終的には32試合6得点にとどまっていた。
今季は2月22日のベガルタ仙台との開幕戦(1-1)でベンチ外。その後、新型コロナウイルスの影響を受けて、リーグは中断となった。7月4日からJ1再開が決定し、名古屋は清水エスパルスと対戦。だが、名古屋はいまだリリースを出していないものの、コリンチャンスが公式ホームページでジョーの加入を発表した。
ジョーはかつてコリンチャンスで6度のタイトル獲得に貢献。2017年にはリーグ得点王とMVPに輝いた。コリンチャンスにとっては“英雄”の復帰で、米スポーツ専門局「ESPN」ブラジル版は「ジョーは背番号77を付けるだろう」とし、「クラブにとっては象徴的な番号」と言及。ジョーが「7番」に対して思い入れが強いことを報じている。
鳴り物入りでJリーグに加入し、得点王に輝いたジョー。3度目の復帰となったコリンチャンスで新たな物語を紡ぎ出せるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)