9カ月ぶりゴールの香川真司、ファン認定”最優秀選手”選出 「できることがたくさんある」
ルーゴ戦で鮮やかなターンから先制ゴールを決め、3-1の勝利に貢献
スペイン2部サラゴサのMF香川真司は現地時間16日に第33節ルーゴ戦(3-1)に先発出場し、前半18分に先制ゴールを決めるなどチームの勝利に大きく貢献した。9カ月ぶりとなる公式戦ゴールを決める活躍に、ファンが選ぶ最優秀選手にも輝いている。
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昇格争いの真っただ中にいるサラゴサにとって、敵地とはいえ勝ち点3が欲しいルーゴ戦で、香川が仕事を果たす。前半19分、CKの流れからのこぼれ球に対し、巧みなターンでボールを拾うと、右足を一閃。鋭いグラウンダーのシュートをゴール左隅に突き刺した。
この先制ゴールで優位に立ったサラゴサは後半にもMFラウール・グティエレス、FWミゲル・リナレスがそれぞれゴールを挙げ、3-1で敵地での一戦を制した。
スペインメディア「SPORTARAGON」は「カガワの復活」と見出しを打ち、「カガワが試合の最優秀選手に選ばれ、先制ゴールを決めた」と伝えた。
同メディアの公式ツイッターでルーゴ戦の最優秀選手を問うアンケートが行われ、香川が56%で断トツ1位。DFアレハンドロ・フランシズ(22.3%)、MFイニゴ・エグアラス(12.4%)、MFラウル・グティ(9.3%)が続く結果となった。
記事でも、「レアル・サラゴサはカガワのリズムでプレー。日本人選手は前半45分間、アタッキングサードでできることがたくさんあると証明した。チームが(攻撃の)アイデアを欠いた時、彼がチャンスをこじ開ける役割を担っていた」と高い評価を下している。
2部リーグ優勝・1部昇格争いを繰り広げるなかで、香川は勢いに乗ってキーマンとなることができるだろうか。