アーセナルDFルイス、痛恨ミス&PK献上を猛省 「チームのせいじゃない。僕のせい」
シティ戦で前半24分から途中出場するも、決定的な2失点に絡む低調パフォーマンス
アーセナルのブラジル代表DFダビド・ルイスは、現地時間17日に行われたプレミアリーグ第28節延期分のマンチェスター・シティ戦(0-3)の前半24分から途中出場するも、相手の先制点に関与するミスを犯したうえに、後半4分にPKを献上するファウルで一発退場となった。チームも完敗し、ルイスは「チームのせいじゃない。僕のせい」と自身のパフォーマンスを断じた。
約3カ月ぶりとなる公式戦に臨んだアーセナルだったが、序盤から不足の事態に見舞われる。試合開始わずか8分でスイス代表MFグラニト・ジャカが負傷によりスペイン代表MFダニ・セバージョスと交代。さらに同24分にはDFパブロ・マリも負傷交代を強いられ、ルイスが投入された。
そのルイスが決定的な2失点に絡んでしまう。前半アディショナルタイム2分にはシティMFケビン・デ・ブライネが右サイドからゴール前にめがけて送ったパスをクリアし切れずに後逸し、その裏に走り込んだFWラヒーム・スターリングにゴールを許した。
後半4分にはルーズボールを拾ったアルジェリア代表MFリヤド・マフレズに振り切られ、ペナルティーエリア内に侵入されたところで背後から手をかけて倒してPKを献上。このプレーにはレッドカードが提示され、ルイスは退場処分となった。このPKをMFデ・ブライネに決められ、アーセナルのビハインドは2点に広がった。
英衛星放送「スカイ・スポーツ」によると、データ分析会社「オプタ」の記録上、欧州主要リーグで途中出場から対戦相手の失点に直結するミス、PK献上、そして退場を同時に記録したのは2011年のDFイバン・コルドバ氏(当時インテル)以来約9年ぶりとなる珍記録だという。