吉田麻也が語る“キャリアプラン” Jリーグ復帰の可能性にも言及「すべてが可能」
希望は欧州でのプレー継続 「ヨーロッパでできるだけ長くプレーしたい」
イタリア・セリエAのサンプドリアに所属する日本代表DF吉田麻也が、米スポーツ専門局「ESPN」のインタビューに応じ、キャリアについての考え方などを語っている。そして、来期以降の去就についてJリーグへの帰還も含め「将来がどうなるかは分からない」と話した。
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吉田は名古屋グランパスから2010年1月にオランダのVVVフェンロへ渡り、12年夏からイングランド・プレミアリーグのサウサンプトンでプレー。そして今季の冬の移籍市場で出場機会の増加を求めてサンプドリアへとハーフシーズンの期限付き移籍で加入している。
その吉田は「毎日が自分にとってベストの瞬間」と話し、「毎日、前の自分を打ち倒そうとしているので、過去のことはあまり気にしない。最も大事なことはこれからどうしていきたいのかだから、正直なところ過去には頓着しない」と、その価値観を語っている。そして長崎生まれにして中学校から名古屋の下部組織に加入するために家を離れたことについて「その瞬間から1人で全てをやらないといけなかった。自立をしなければならなかったことで、同年代より早く大人になった。それは自分の助けになったと思う」と口にする。
加入したサンプドリアはセリエAの残留争いに巻き込まれている。それだけに吉田は「クラブに貢献し、疑問を抱いた人々を納得させる必要がある。それが今の主な目標」と明かす。一方で、今季終了でサウサンプトンとの契約が残り1年。サンプドリアと来季の契約延長オプションがあるともされる去就については「すべてが起こりえる」というスタンスのようだ。
「将来がどうなるかは分からない。いつの日かJリーグに戻ってほしいと、多くの人から頼まれる。それは、オファー、タイミング、チャンス次第で、すべてが可能。ただ、今は新しい挑戦を楽しんでいて、一つ明確なこともある。それは、ヨーロッパでできるだけ長くプレーしたいということ。それと同時に、日本のサッカーの新しい歴史を作る手助けをしたいと思う」
8月で32歳になる吉田だが、現状で近い将来の希望は欧州でのプレー継続だ。一方で、将来的なJリーグ復帰は否定しておらず、日本サッカーへの思いも強い。まずはリーグ再開後にサンプドリアをセリエAに残留させることが使命になる吉田だが、その視線はキャリアを通じて常に前を見据えている。
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(FOOTBALL ZONE編集部)