本田に新ライバル出現か? ミランの総帥がイタリア代表の40億円司令塔獲得に執念

「ユベントスよりもロッソネリと…」

「彼はディバラを獲得できなかったことを嘆いていた。彼は4000万ユーロ(約52億円)を現金で準備したのだが、ディバラの代理人がユベントスと合意に達していた。私はミランに移籍してほしかった。ユベントスよりもロッソネリと友好関係をより築いているんでね」

 ベルルスコーニ会長と言えば、トップ下を置くシステムをこよなく愛することで知られているため、バスケス獲得に執念を燃やすのは自然な流れだろう。ミランの総帥の願いが成就した場合、現在10番を背負う日本代表FW本田圭佑にも影響する可能性がある。本田は主に左サイドハーフとして起用されているが、公式戦11試合連続先発中で、14日のジェノア戦では先制点をアシストし、後半には強烈な約30mのミドルシュートを叩き込むなど完全に調子を取り戻している。しかしアルゼンチン生まれのプレーメーカーが来季からロッソネリの一員となれば、本田にとっては新たなライバル出現となる。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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