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本田に新ライバル出現か? ミランの総帥がイタリア代表の40億円司令塔獲得に執念
パレルモMFバスケスめぐり両会長が会談へ
ACミランのシルビオ・ベルルスコーニ会長は今季終了後、新たな司令塔を獲得する野望を捨てていないようだ。パレルモのマウリツィオ・ザンパリーニ会長はイタリア代表MFフランコ・バスケスが来季ミランに移籍する可能性を明らかにしている。地元ラジオ局「ラジオ2」が報じている。
パレルモは現在15位と残留争いに片足を突っ込んでいるが、その中でバスケスは獅子奮迅の活躍を見せている。アルゼンチン出身ながら、母親がイタリア人ということもあってイタリア代表としてプレー。背番号10タイプの司令塔で今季は4得点7アシストを挙げており、移籍金3000万ユーロ(約40億円)の実力者と評価されている。ザンパリーニ会長はそんな実力派司令塔の来季以降の去就について、意味深な言葉を残した。
「彼(バスケス)がロッソネリ(赤と黒)に移籍する可能性はある。ベルルスコーニと先週話したが、土曜日にも会う」
このように元イタリア首相の名物オーナーと、バスケスの商談についての直接会談を開くことを明らかにしている。ミランは1月の移籍市場でもバスケス獲得に動いていたと報じられている。すでに獲得で合意しているというレポートもあったが、これが二度目のアタックとなる。
実はベルルスコーニ会長にとっては今季開幕前、ザンパリーニ会長に一本取られた苦い記憶がある。それは昨季までパレルモに所属したセリエA屈指のタレント、アルゼンチン代表FWパウロ・ディバラの獲得を熱望しながらもユベントスへの移籍が決定し、大物を獲り逃がしたことだ。やり手のザンパリーニ会長はその過去にも触れつつ、ミランへの配慮を忘れていない。
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