バルサ、違約金133億円FWに熱視線 名FWが移籍を後押し「ためらうことなく行け」
インテルFWラウタロにバルサ移籍報道、元ウルグアイ代表FWレコバ氏がアドバイス
イタリア・セリエAの強豪インテルに在籍するアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスは、今季終了後のバルセロナ移籍を巡って多くの報道がされているが、かつてインテルでプレーしたレフティーは「ためらうことなく行け」と背中を押している。
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バルセロナはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)で直接対決した際に高速カウンターで被弾した相手のラウタロを獲得リストに入れたとシーズン序盤から報じられてきた。そのラウタロの動向は来季の戦力状況を左右するものであることからも、インテルは1億1100万ユーロ(約133億円)とされる契約解除条項をクリアする場合のみ移籍を認めるとされてきた。
そうした状況のなか、現役時代にインテルでプレーした元ウルグアイ代表FWアルバロ・レコバ氏は、母国メディア「ラ・オラル・デポルティーバ」に対して、ラウタロへのアドバイスを送っている。
「ラウタロ、ためらうことなくバルセロナに行くといい。自分の時代に当てはめて考えるなら、イタリアでプレーしたほうがスペインよりいいと思う。だけど、現代において話すなら、スペインへ行ったほうがいい。そして、バルセロナに行くべきだろう。そのレベルは世界最高だと言えるからだ」
レコバ氏が活躍した1990年代後半から2000年代前半は、まさにセリエAは世界最強リーグだった。しかし、現在でその座はスペインやイングランドに取って代わられているのも事実だろう。そうしたサッカー界の勢力図の変化から、バルセロナでのプレーを選択することを提言した。
実際にレコバ氏が所属していた当時のインテルは、当時のブラジル代表FWロナウドや、イタリア代表FWクリスチャン・ヴィエリ、同FWロベルト・バッジョ、チリ代表FWイヴァン・サモラーノといった強烈なメンバーたちとの競争で簡単にレギュラーは確保できなかった。それは、バルセロナに行った場合のラウタロにも当てはまりそうだ。
それでも、インテルでのプレーを続けたレコバ氏の考えは、強烈なメンバーに囲まれた最強リーグの強豪に行くことを勧めるというもの。来季に向けた移籍市場で注目される存在になっているラウタロは、最終的にどのような結論が出ることになるのだろうか。