浦和が横断幕禁止に反対、DF山中亮輔の見解は? 「難しい問題…実現したら嬉しい」
リモートマッチに向けて「まずいことを言わないように気を付けないと…」
そのゲームは、“リモートマッチ”と名付けられた無観客で行われる試合になる。町田戦で、実際に観客のいない埼玉スタジアムを短時間ながら体験した山中は、「映像を通しても選手の声は聞こえたと思う。まずいことを言わないように気を付けないといけないと思った」と冗談めかしたが、実際にはサッカーの質を大きく変える要素になりえると話している。
【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから
「普段だったら、声の通る周ちゃん(GK西川周作)以外は隣のポジションの選手とコミュニケーションを取るのがやっと。でも、サポーターのいない埼スタは声が通るので、一番遠いポジションにいた関根(貴大)選手まで聞こえる。FWに対し『相手を背負っている』ということも声で伝えられるので、パスを入れた時にボールを奪われる場面が減ることもあると思う。声援がないのでふわっと入らないことが大事だし、体験しておけたのは良かった」
攻撃側チームは山中が話したようなプラス要素があり、守備側チームにも最終ラインを上げる、下げるといったコミュニケーションが円滑になるという側面はあるだろう。そうした意味で、サッカーの内容に「チーム全体で声が聞こえる」という面が変化を与える可能性は十分にありそうだ。