シティMFシルバ、今季終了まで残留へ ペップは送別の機会を設ける可能性も示唆

元スペイン代表MFダビド・シルバ【写真:Getty Images】
元スペイン代表MFダビド・シルバ【写真:Getty Images】

日本行きの可能性も報じられるなか、7月以降のシーズン終了まで残留の方向

 マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が、契約満了となる6月30日の退団が決まっていた元スペイン代表MFダビド・シルバの去就について言及し、シーズン終了までチームに残ると明言した。10年間プレーしたレジェンドのラストプレーが無観客となることから、コロナ禍の収束後に改めて送別の機会を設ける可能性も示唆した。クラブ公式サイトが指揮官のコメントを伝えている。

 シルバは2010年にバレンシアからシティに移籍し、10シーズンに渡ってプレー。プレミアリーグ4度、FAカップ2度、リーグカップ4度などアブダビ資本を取り入れて生まれ変わった新生シティの中心選手とて活躍してきた。

 契約満了となる今季限りでシティを退団することはすでに決まっていたが、新型コロナウイルスの影響で中断を挟み、シーズン終了が7月以降までずれ込むことになった。

 グアルディオラ監督は再開初戦のアーセナル戦(17日)を前にしたオンライン会見で「ダビドはシーズン終了まで残る」と断言。2019-20シーズン終了まではチームに残ることが決まったと明らかにした。

 また、今シーズンは残り全てが無観客試合で開催されるため、大勢のサポーターの前で退団セレモニーの開催も困難な状況。しかし、ペップはコロナ収束後にファンも交えた送別の機会を改めて設ける可能性があることを明かした。

「彼はラスト数試合を観客がいない中で終えることになる。だが、できることならクラブはファンの前で彼にふさわしいお別れの場を用意したい。ビッグクラブは10年以上に渡って活躍した選手へ敬意を示すことでインクレディブルな(信じられないような)クラブになる」

 シルバはシティ退団後にはアメリカや日本、中東クラブへの移籍が取り沙汰されている。そうした状況でも指揮官はクラブの発展に貢献してきた選手を称え、快く送り出す場を設けることもビッグクラブとしての使命だと語った。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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