バルサMF、苦渋の2択直面 イタリア行きか、不遇の1年か…ユーベとトレード実現?
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バルサMFアルトゥール、ユーベMFピャニッチとのトレード話で迫られる決断
スペインの強豪バルセロナとイタリア王者ユベントスの間では、ブラジル代表MFアルトゥールとボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFミラレム・ピャニッチのトレードが浮上しているが、成立への楽観論があるという。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が報じている。
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バルセロナは、6月30日に欧州サッカー連盟(UEFA)がファイナンシャル・フェアプレーの現在の社会情勢に合わせたルールを発表する可能性がある状況だけに、それまでに交渉を成立させるべく急いでいるとして、この状況は「ユベントスにとって強い追い風である」とした。
そのため、今週と来週の間で決定的な発表が行われてもおかしくない状況にあるとし、予想外に早く決着する可能性もあるという。
バルセロナはアルトゥールに対して、戦力的なプランに居場所がないことを説明。さらに、この移籍話を断った場合、1シーズン全く出場機会を与えられないまま在籍する可能性があることも伝えたようだ。ユベントスは400万ユーロ(約4億8000万円)から450万ユーロ(約5億4000万円)の年俸にボーナスを付帯させる契約を用意しているという。
一方でユベントスからはピャニッチに加えてイタリア代表DFマッティア・デシリオもバルセロナへの交換カードになり、両者を合計して移籍金6000万ユーロ(約72億円)相当の評価額になっているとしている。
バルセロナが希望した形のトレード話という情勢だが、それを実現させるべくアルトゥールには大きなプレッシャーがかけられているようだ。まだ23歳のブラジル人MFは、イタリア行きか不遇の1年かの2択を突き付けられている状況のなか、どのような決断を下すだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)