「メッシを止める唯一の方法」 レガネスDFの衝撃“ラグビータックル”に海外脚光
DFブスティンサが体を投げ出してメッシに飛びかかり、ドリブル突破を阻止
バルセロナは現地時間16日にリーガ・エスパニョーラ第29節でレガネスと対戦し、17歳のFWアンス・ファティとアルゼンチン代表FWリオネル・メッシのゴールで2-0と勝利した。この試合でエースのメッシは相手DFからサッカーとは別競技かと思わせる激しいタックルを受ける一幕があり、海外メディアも「メッシを止める唯一の方法」と注目している。
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リーガ首位バルセロナは、長期中断明け初となる本拠地カンプ・ノウでの試合を迎えた。前節マジョルカ戦(4-0)から先発5人を入れ替えたなか、前半42分に左サイドのDFジュニオル・フィリポからのラストパスを受けたFWファティが右足のシュートを叩き込んで先制。後半にはメッシが自ら獲得したPKを沈めてリードを広げ、そのまま2-0と快勝を収めた。
PK奪取の手前の場面でも相手のプレッシャーをもろともしないドリブル突破を見せたメッシだが、そのメッシを止めるためにレガネスDFが見せた“掟破り”のプレーで注目を浴びている。
まだ試合の均衡が保たれていた前半37分だった。バルセロナは最終ラインから丁寧にパスをつないで相手陣内までボールを運ぶと、右サイドでパスを受けたメッシが急激にスピードを上げてドリブル突破を試みた。
すると、タッチライン際でメッシに振り切られそうになったレガネスDFウナイ・ブスティンサは体を投げ出してメッシに飛びかかり、両手を体に回してなぎ倒して突破を阻止した。まるでラグビーのような激しタックルには、当然イエローカードが提示された。
アメリカのスポーツ専門メディア「ブリーチャー・リポート」の公式ツイッターは、ブスティンサがメッシに抱きつくような格好となった決定的瞬間の画像に「彼を止める唯一の方法」とコメントを付けて投稿している。
また、米スポーツ専門局「ESPN」アルゼンチン版も「これはフットボール(サッカー)か? ラグビーか? メッシがブスティエンサからとてつもないタックルを食らった。レガネスのディフェンダーはメッシを止めるこれ以外の方法を見つけられなかった」と報じた。
ボールに向かってプレーしていないブスティエンサのプレーが反則なのは一目瞭然。トップレベルの選手でもメッシを正攻法で止めることがいかに困難かということを示すワンシーンとなった。