伝説的闘将がアザールの軽はずみの言動に〝喝〟 「チームメートなら蹴り上げてやる」

「甘やかされて育った子どものようだ」

 ベルギー代表エデン・アザールは、所属するチェルシーで昨シーズンのプレミアリーグ優勝の原動力になった。だが、今シーズンは持ち味であるキレのあるドリブルは影を潜め、失望のシーズンを送っている。

 そんなアザールに対してマンチェスター・ユナイテッドのOBであるロイ・キーン氏が「蹴りとばしてやりたい」と喝を入れている。英地元紙「サン」が報じた。

 かつて赤い悪魔の闘将として数多くのタイトルを手にしてきたキーン氏には、アザールの態度は我慢ならないようだ。

「もし、オレがチームメートだったら 蹴り上げてピッチに叩きつけてやるね。ベテラン選手は彼を押さえつけるだろうね。才能のある少年だが、態度がね。彼は甘やかされて育った子供のようなものだ。本当にばかげている」

 アザールは昨季リーグ戦で37試合14得点8アシストを記録。バークレイズプレミアリーグ年間最優秀選手賞、PFA年間最優秀選手賞、FWA年間最優秀選手賞と個人タイトルを総なめにし、文句なしのシーズンを過ごした。

 しかし、今シーズンはリーグ23試合でわずか2アシスト。さらに無得点という一転して大スランプに陥っている。そういった不振もあってチェルシーは低調を極め、昨年12月にはジョゼ・モウリーニョ監督が解任された。

 そして新たにフース・ヒディンク監督を迎えることになった。監督交代以降 、チェルシーは公式戦負けなしが続いていた。だが、2月16日に行われたUEFAチャンピオンズリーグのベスト8を懸けたパリ・サン・ジェルマン(PSG)戦を1-2で落とし、無敗記録が途切れた。

 

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