プレミア先発11人の「獲得費用ランキング」 1位の金満クラブは驚愕の378億円!

際立つ首位チームの”コスパの高さ”

 2位は2年総額460億円とも言われる大型補強を敢行したマンチェスター・ユナイテッド。総額は1億9850万ポンド(約320億円)と算出された。この調査で、マンチェスターの両雄が驚異的な資金力を持つ事実を見せつけた。ただし、両クラブは今回のランキングでの順位が、実際のリーグ順位よりもそれぞれ3ランク上昇しており、コストパフォーマンスという点では今ひとつという結果になった。

 また、3位にも今季ここまで12位と低迷するチェルシーが入っている。その金額は2位ユナイテッドに肉薄する1億9720万ポンド(約319億円)。こちらもそのコストに見合うだけの結果がついてきていないようだ。

 こうした中で際立つのが、日本代表FW岡崎慎司の所属するレスター・シティだ。26節を終えて堂々首位に立つ“フォクシーズ”は、先発11人の獲得合計費用が2270万ポンド(約37億円)。トップのシティの10分の1以下、全体でも今季昇格組のボーンマス、ワトフォードの次に低い数字となった。

 今をときめくイングランド代表FWジェイミー・ヴァーディは、2012年に5部相当のフリートウッド・タウンからわずか100万ポンド(約1億6000万円)で獲得するなど、現在の主力の多くは格安の移籍金で獲得した。昨夏にマインツから加入した岡崎の移籍金は1000万ユーロ(約13億円)と見られている。

 

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