「退団した時、20分間も泣いた」 香川、名将クロップとの“特別な師弟関係”に海外脚光
香川がドルトムントからマンUへ移籍した際のクロップの様子を回想「香川と流した涙」
サラゴサMF香川真司とリバプールのユルゲン・クロップ監督は、かつてドルトムントで共闘し、黄金期を築いた。2人の師弟関係は日本だけでなく世界でも注目を浴びていたが、海外メディアは「香川と流した涙」と題し、両者の特別な関係を回想している。
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香川がワールドクラスの選手として飛躍を遂げたのが、クロップ体制下のドルトムントだった。2010年7月にセレッソ大阪から移籍すると、加入1年目から不動のトップ下に定着し、ブンデスリーガ制覇に貢献。翌シーズンもリーグとDFBポカールで優勝し、クラブ史上初となる国内2冠の立役者となった。
2012年に香川がマンチェスター・ユナイテッドへと移籍したため、クロップ監督とは別の道を歩むことになったが、イタリアメディア「カルチョ・ウェブ」は「香川と流した涙」と見出しを打ち、香川がドルトムントを去った際、ともに涙を流し合った瞬間を振り返っている。
「クロップは少なくとも2回、涙を流している。1度目は(現役時代から)18年間にわたり在籍したマインツを去った瞬間、そして2度目は香川がユナイテッドへと旅立っていった瞬間だ。香川が退団した時、彼は20分間も泣いた。2人で一緒に泣いた」
香川はその後、14年にドルトムントへと帰還し、2015年にクロップ監督が退任するまで1年間の再会を果たすことができた。現在はスペインとイングランドにそれぞれ活躍の場を移しているが、ドイツで築き上げた両者の師弟関係は特別なものだった。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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