「ビバ、メッシ!」 経済危機のベネズエラ大統領がリーガ300得点で演説中断!突如絶叫し、波紋広がる
以前は噛みつきストライカーの「歯」も会議中に絶賛
「ビバ・バルセロナ、ビバ・メッシ……ビバ・スアレス、そして彼の歯にも万歳!」
スアレスの語り草と言えば、噛みつき事件だ。アヤックス時代の初犯から、リバプール時代の12-13シーズンにチェルシー所属のセルビア代表DFブラニスラフ・イヴァノヴィッチに牙を剥いたことで悪名が轟いた。14年W杯ブラジル大会でもイタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニの肩にがぶりと噛み付いた事件はあまりにも有名だが、マドゥロ大統領としては今季絶好調のストライカーの切れ味鋭い歯も称えたくなるほどバルサを愛している様子だ。
とはいえ、ベネズエラは昨年9月までの3カ月でインフレ率が世界最高の141.5%を超えるなど、非常に厳しい経済事情となっている。今年1月に宣言された経済緊急事態宣言が発令され、食料不足などの危機的状況が現在も続いている。マドゥロ大統領の「ビバ・メッシ」発言は呑気で軽率と取られてしまう可能性は高い。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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