久保建英、バルサ戦のパフォーマンスをレアル高評価 「最も危険な選手」「チームで一番」
古巣バルセロナ相手に4失点完敗も、個人としてはリーガ首位に堂々たるパフォーマンス
マジョルカの日本代表MF久保建英は、現地時間13日のリーガ第28節バルセロナ戦(0-4)で堂々たるプレーを見せ、保有権を持つレアル・マドリード関係者を喜ばせた。スペインメディア「ディアリオ・マドリディスタ」は、「プレーが鋭く、最も危険な存在だった」「ガソリンが切れるまでチームで一番の選手だった」というレアルの高評価を伝えている。
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久保は2019年夏にFC東京から名門レアルへ完全移籍し、シーズン開幕直後にマジョルカへの1年間のレンタル移籍が決定。昨年11月10日のリーガ・エスパニョーラ第13節ビジャレアル戦(3-1)でスペイン初ゴールを決めると、一度はベンチスタートに降格するも再びスタメンの座をつかみ、リーグ戦25試合で3得点2アシストを挙げている。
記事では、「ふさわしい形で前進するクボ」と見出しを打ち、バルセロナ戦での活躍レポートを中心にシーズン終了後の去就を占っている。
「レアル・マドリードにとってバルセロナ戦でのタケフサ・クボのパフォーマンスは見逃せなかった。試合開始から2分が経過していない段階で(アルトゥーロ・)ビダルが先制点を決めた。状況はこのうえなく難しいものだったが、クボは怖気づくには程遠いもので自身がチームを引っ張った。それにマジョルカのチームの重さは些細なものではない。大半のチームメイトはそのレベルの高さには程遠かったが、彼はカタルーニャ州のチームとの対戦で自分たちを引っ張り、相手を乗り越えようとした」
レアルは、バルセロナ戦の久保について「プレーが鋭く、(テア・シュテーゲンが守るゴールへ向かって)最も危険な存在だった」「ガソリンが切れるまでチームで一番の選手だった」と分析。それでも、来季“白い巨人”でプレーするのはまだ難しいようだ。
「まだ外国籍の枠を占める選手で、(ジネディーヌ・)ジダン監督のチームには選手たちが多くいる。クラブでは、ヴィニシウス・ジュニオールと同様にできるだけ早く国籍取得すべく動いているが、書類が届くまで急いではいない。タケは19歳になったばかりでまだ成長しなければならず、それは現状でサンチャゴ・ベルナベウから遠いところにいるという理由になっている。マドリードには来年マジョルカより上のチームでプレーさせたいという考えを持っている。エリート(リーグ)での最初のコンタクトのあと、より高いレベルでの準備ができていることを明確に証明し、オファーは数多いが行く先の一つはレアル・ソシエダということになるかもしれない。来年は重要な選手になる可能性を残しながら、チャマルティン(レアル)へ到着するための決定的な才能開花の年にしなければならない」
久保が来季どのクラブで、どのような成長曲線を描いてレアルへの道を切り開くか、大きなポイントになりそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)