フランクフルトの勝利は「鎌田のおかげ」 現地メディアが賛辞「お手本通りのステップ」
13日のヘルタ・ベルリン戦で見事なドリブル突破からアシスト記録
フランクフルトの日本代表MF鎌田大地は、ブンデスリーガ再開後にトップ下での出場が続き、攻撃の中心として存在感を示している。そんななか、ドイツ放送局「Hassenschau」は「鎌田大地のおかげ」として、その勝利への貢献度を称賛した。
新型コロナウイルスによる中断を経て、ブンデスリーガは5月16日に再開。フランクフルトは再開後3試合で1分2敗と苦しんでいたものの、直近のリーグ戦4試合では3勝1敗の好成績を収めている。
そのなかで鎌田はトップ下として得点に絡む回数も多く、13日の第31節ヘルタ・ベルリン戦(4-1)では守備陣を翻弄するドリブルからアシストを記録。残留争いから完全に抜け出したチームを牽引している。
「Hessenschau」は「アイントラハト・フランクフルトはまた一つ、勝利を手に入れた。鎌田大地のおかげだ」として、鎌田の貢献を大きく特集。後半17分に見せた前述の3人抜きドリブルとアシストをスキーに例え、「スラロームポールを次々とクリアし、お手本通りのステップでDF陣をかわし続けた。まさに模範的な突破だった」と改めて高評価を与えていた。
今季は不調が続く時期もあり、苦しいシーズンとなっていたフランクフルトだが、鎌田の爆発とともに中位にまで順位を上げている。残り3試合でのさらなる活躍に期待がかかるところだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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