セルティック監督、”教え子”ファン・ダイクの才能を大絶賛 「ファーディナンドのような存在」
セルティックのレノン監督が教え子のリバプールDFファン・ダイクについて言及
セルティックのニール・レノン監督がかつての教え子であるリバプールのオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクに元イングランド代表DFリオ・ファーディナンドに匹敵するような存在だったと称賛している。今や世界最高のセンターバックと評価される男が、わずか5年前までスコットランドリーグでプレーしていたことには驚きを隠せないようだ。英紙「デイリー・ミラー」が報じた。
ファン・ダイクは2013年にオランダのフローニンゲンからセルティックへ移籍。スコットランドで2シーズンプレーした後にサウサンプトンへ渡ると、18年1月には当時のDF史上最高額となる7500万ポンド(約101億円)でリバプールに加入し、世界的なDFへと飛躍を遂げた。
そんなファン・ダイクがセルティック1年目のシーズンに指導を受けたのがレノン監督。現役時代には元日本代表MF中村俊輔とも一緒にプレーしたボランチで、セルティックのレジェンドの1人だ。
セルティック時代のファン・ダイクはまだ世界的に名の通った選手ではなかったが、レノン監督は当時からすでにワールドクラスのDFとしての片鱗を感じ取っていたようだ。
「彼はまさにリオ・ファーディナンドのような存在だった。彼は素早く、冷静沈着で、両方のボックス内での空中戦の強さなどあらゆる特性を備えていた。今、プレミアリーグやヨーロッパのレベルで見せているものは、全て私が(セルティックで)見ていたものと同じだ。私はイングランドからの関心がなかったことが信じられなかった。彼がセルティックに2年もいたこともまた信じられなかったよ。1年でいなくなってしまうと思っていたからね」
レノン監督はファン・ダイクがセルティック時代からすでにトップレベルだったと賞賛。スコットランドリーグで2年もプレーすると思わなかったとの本音も明かした。指揮官は「彼と一緒に戦えて嬉しかった」と当時のことを振り返っていた。
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(FOOTBALL ZONE編集部)