プレミア3クラブ、35歳ブラジル代表DFを巡り争奪戦? “移籍金ゼロ”で人気…名将も興味
PSG退団確実のチアゴ・シウバ トッテナム、アーセナル、エバートンが関心か
パリ・サンジェルマン(PSG)からの退団が確実とされるブラジル代表DFチアゴ・シウバをめぐり、プレミアリーグのクラブによる争奪戦がこの夏勃発しそうだ。英紙「ザ・サン」は、トッテナムやアーセナル、エバートンが獲得に関心を持っていると報じた。
2012年にACミランからPSGに移籍したシウバ。8シーズンにわたってフランス王者を支えてきたが、クラブとの契約は今季限りで満了となる。同クラブのスポーツディレクター(SD)を務める元ブラジル代表MFレオナルド氏は、フランスメディアに対し、シウバとウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニの2人が今季限りで退団すると認めていた。
フリーでの獲得が可能となるシウバに対しては、すでに複数クラブからの関心が伝えられており、シウバも欧州でプレーを続けたいと考えているという。そうしたなかで「ザ・サン」紙では、トッテナムのジョゼ・モウリーニョ監督がこの35歳のベテランセンターバックの獲得を希望していると報じた。
ただし、それと同時にトッテナムと同じ北ロンドンを本拠地とするアーセナルも、シウバの動向を追っているという。ブラジル歴代最高のDFとも称されるシウバを巡って、“ノースロンドンダービー”が勃発する可能性もありそうだ。
さらにカルロ・アンチェロッティ監督率いるエバートンも、シウバに興味を持っているという。
新型コロナウイルスの感染拡大で、各クラブは財政的に大きな損失を被っているだけに、移籍金のかからないフリーで獲得できる選手は人気銘柄となる可能性が高い。シウバを射止めるのは、一体どのクラブになるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)