久保建英は「モンスターになる」 恩師が見る“伸びしろ”「どんどん成長していく」
怪我の危険性にも過度な心配はせず 「彼自身もまだまだ高みを目指している」
一方で、どんな選手にとっても大敵となるのが怪我だ。フィジカルの成長過程で世界トップレベルのリーグを戦うことは、相応のリスクが伴う。しかし、木場氏は「基本的にはフィジカルと言っても、怪我をしない体が一番」と語り、成長年代への指導への基本哲学を紹介。久保についても過度な心配はしていないと明かす。
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「いろいろ注目されますから、削りに来る相手選手も多いと思います。それに対応できるような筋肉を付けておかないといけません。膝などで重大な怪我があると、その後のプレースタイルも変わってしまいます。ただ、小中学生の頃からずっと言ってきましたから、本人もしっかりと理解しています。彼自身もまだまだ高みを目指しているので、楽しみですね」
この1年で急激な成長を見せる久保が、怪我などのアクシデントに見舞われることもなく、さらに濃密な3年間を積み重ねる――。その先には、まさにモンスターと形容すべきサッカー選手が生まれる可能性があるのかもしれない。
[PROFILE]
木場 克己(こば・かつみ)
KOBA式体幹バランストレーニング協会代表。都内の「COREトレSTUDIO」運営。鍼灸師、柔道整復師。FC東京ヘッドトレーナー(95~02年)を経て独立。久保建英、中井卓大らの専属トレーナー。