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北川航也、オーストリアで待望の一撃! 電光石火のリーグ初ゴールに「感謝したい」
ヴォルフスベルガー戦に先発出場した北川が先制弾 「自分は流し込むだけだった」
オーストリア1部ラピド・ウィーンに所属する日本代表FW北川航也が、現地時間14日のブンデスリーガ第26節でヴォルフスベルガー戦に先発出場し、リーグ戦初ゴールを挙げる活躍で2-1勝利に貢献した。試合後、北川は「自分は流し込むだけだった。そこまでつないでくれたチームメートに感謝したい」と振り返っている。
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シーズン再開後、北川は2トップの一角で初の先発出場。一進一退の攻防が続くなか、0-0で迎えた前半36分に電光石火の攻撃から日本人アタッカーが均衡を破る。
ラピド・ウィーンは自陣左サイドの混戦からカウンターを発動。中央へパスが通った瞬間、北川はハーフウェーラインからゴール前へ全力ダッシュを見せる。そこから左サイドのスペースにパスが通ると、FWタクシアーキス・ファウンタスがエリア内に持ち込んでラストパスを供給。絶妙なランニングでフリーとなっていた北川が難なく流し込み、先制ゴールを決めた。
後半に追いつかれるも、終盤に再び勝ち越し点を奪ったラピド・ウィーンが2-1と勝利し、優勝プレーオフで3連勝と快走を続けている。
後半18分までプレーした北川は試合後、「(カード)累積の選手、怪我人が出たりしているなかでの一戦だった。チームとして全員がこの勝利をどれだけ大切にしてきたかもある。非常に大事な試合で、勝利できたことがすべてだと思う」と振り返っている。
また、国内カップ戦で1ゴールを決めていた北川にとって待望のリーグ戦初ゴールが生まれ、「良いボールが来たし、自分は流し込むだけだった。そこまでつないでくれたチームメートに感謝したい」と口にした。
現在23歳の北川は19年夏に5シーズン在籍した清水エスパルスからラピド・ウィーンへ移籍。欧州挑戦1年目を戦うなか、「やっぱ得点をするために試合に出ている。FWである以上、結果が求められる。そのなかで結果を残していくとともに、チームの勝利に貢献できればと思う」と決意を新たにしている。
北川は公式ツイッターで自身のゴール映像を紹介し、「いいニュースを届けます」と報告しており、さらなる活躍に期待が懸かる。