ファン・ハール絶体絶命… 守護神負傷のマンUがEL初戦でデンマークの伏兵に逆転負け

ミッティラン戦初戦で貴重なデパイの敵地弾奪うも…

 マンチェスター・ユナイテッドは18日、UEFAヨーロッパリーグ(EL)の決勝トーナメント1回戦・第1戦でミッティラン(デンマーク)と対戦。欧州チャンピオンズリーグでのグループステージの敗退でELに回り、アウェーの地に乗り込んだユナイテッドは1-2で敗戦した。

 ユナイテッドは試合前のウオーミングアップで守護神のスペイン代表GKダビド・デ・ヘアが膝を負傷した。シュート練習で倒れこみながらボールを抑えた後、激痛が走った様子で、頭を抱えて立ち上がれなかった。守護神が急きょ欠場となるアクシデントが起こった。主将のイングランド代表FWウェイン・ルーニーも13日のサンダーランド戦(1-2)で負傷。全治2カ月とも報じられる中、主力離脱で、チームには激震が走っている。

 代わりに元アルゼンチン代表GKセルヒオ・ロメロが先発した試合は前半にオランダ代表FWメンフィス・デパイのゴールでユナイテッドが先制。貴重なアウェーゴールを得た。しかし、DF陣のミスを突かれてボールを奪われると、前半44分にMFシストに決められ、同点とされてしまう。

 そして、後半32分には途中出場のFWオヌアチュにエリア外からミドルシュートを決められ、万事休す。敵地での第1戦とはいえ、格下のミッティラン相手に敗戦を喫した。英衛星放送「スカイ・スポーツ」では「マンチェスター・ユナイテッドの低調な状態は継続中」と、その不振ぶりをリポートされている。負傷者も続出、リーグ戦に続く連敗でチームには暗雲が立ち込めている。

 

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