「ここで幸せだ」 海外助っ人Jリーガーが“日本愛”を強調、スペイン1部古豪を固辞
福岡のスペイン人GKセランテス、古巣ビルバオ浮上も「どこかに行こうとは思わない」
J2アビスパ福岡に在籍するスペイン人GKセランテスは、古巣である母国1部の古豪アスレティック・ビルバオ復帰ではなく、日本滞在を選択したようだ。「復帰するつもりはない」「僕はここでとても幸せだ」と胸中を吐露している。スペイン紙「ラ・ラソン」が伝えた。
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記事では、スペイン1部ビルバオの補強プランを特集。「(GK)イアゴ・ヘレリンは来季継続せず、契約解除条項5000万ユーロの(GK)ウナイ・シモンは複数のクラブが獲得を目指している。これらの理由からビルバオは新たなGKを探しており、アイトール・フェルナンデスが候補の1人に選ばれた」と伝えた。
かつてビルバオのユースに所属したレバンテGKフェルナンデスが候補としながらも、本人は「いつか戻りたいと思っているが、それが今かどうかは分からない」と濁しているという。そこで白羽の矢が立ったのが、福岡に所属するセランテスだ。
現在30歳のスペイン人GKは、かつてビルバオのユースチームに在籍し、セカンドチームでもプレー経験を持つ。2019年に母国レガネスから福岡に加入。日本語を熱心に勉強してすぐさまチームや日本文化に順応すると、昨季はJ2リーグで41試合に出場し、正守護神としてフル稼働した。
「セランテスはフェルナンデスに代わる素晴らしい選択肢」と紹介されており、ビルバオから水面下で打診があったと見られる。
「最近、アスレティックのGKを巡り多くのことが起きている。ビルバオは僕の家であり、そこで何年も過ごした。多くのことを学んだ。それらすべてのことに対して感謝しかない」と語るセランテス。しかし、古巣移籍に関しては「復帰するつもりはない。それがアスレティックだとしても」と断言した。
「僕はここでとても幸せだ。どこかに行こうとは思わない」
記事では「セランテスは、アスレティックにとって手頃な契約となりえるが、彼はアビスパ福岡で満足している」と総括。日本で充実の日々を送るセランテスは古巣からのオファーを固辞し、Jリーグ2年目に挑む構えのようだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)