独メディアから続く厳しい視線 好パスで得点演出も香川にドルトムント最低タイ評価

定位置争う復活のトルコ代表司令塔が最高評価タイ

 チームトップの評価となったのは、主将のDFマッツ・フンメルスと昨年2月28日のシャルケ戦以来355日ぶりの実戦となったトルコ代表MFヌリ・サヒンで2点。復活の司令塔は高評価を手にしており、中盤でのポジション争いはさらなる激化の一途を辿りそうだ。
 センターバックのフンメルスはこの試合、まるで中盤の選手のごとく常に相手陣内の高い位置でポジションを取り、正確なキックで攻撃を演出していた。サヒンも、ボランチでコンビを組んだMFユリアン・バイグルをサポートする役割でチームにバランスをもたらしていた。
 強豪ポルト相手に完全にゲームを支配したドルトムントはアウェーゴールを与えることなく、盤石の勝利。1週間後に迎える敵地での第2戦に向け、大きなアドバンテージを獲得した。ゴールに結ぶつくパスで復調ぶりを示した「小さな魔法使い」だが、ドイツメディアからはさらなる奮起を期待されている様子だ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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