PSGがカバーニ&シウバを今夏放出、“世代交代”へ レオナルドSD「難しい決断だった」
2人合わせてリーグ・アン404試合出場、攻守の要がチームを去ることに
フランス王者パリ・サンジェルマン(PSG)のスポーツディレクター(SD)を務める元ブラジル代表MFレオナルド氏が、今季限りでウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニとブラジル代表DFチアゴ・シウバの両選手が退団することを認めた。同氏は2人合わせてリーグ・アン通算404試合に出場した両ベテランの放出について、「難しい決断だった」としたうえで、クラブの経済的な問題と世代交代を考えての決定だったと明かした。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。
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チームのキャプテンも務める35歳のシウバは2012年に、33歳のカバーニは2013年にそれぞれミランとナポリからPSGに加入。以降主力選手として活躍を続け、シウバは7度、カバーニは6度のリーグ優勝を経験した。
ともに今季限りで契約満了を迎える2人は、揃ってチームを去ることになったようだ。契約は6月末までとなるが、準々決勝まで勝ち残っているUEFAチャンピオンズリーグ(CL)が完了するまではチームの一員としてプレーすることになるようだ。CLは8月上旬に再開される見込みとなっている。
PSGのレオナルド氏は、フランス紙「Le Journal du Dimanche」で2人の退団について「難しい決断だった。(シウバとカバーニは)このクラブの歴史に大きなインパクトを与えた選手たちだ」と語った。長年にわたってチームに貢献していた選手との別れを惜しむ一方で、チームの将来を考えての決断だったとも明かしている。
「素晴らしい旅だったが、それは終わりを迎えようとしている。経済的な面でも次の世代の選手のことを考えても、我々はロジカルな決断をしなければならなかった。
間違った決断だったかもしれないが、常に完璧なことなどありえない。CLはまだ課題として残っているし、彼らも8月末までチームに残る」
これがPSGでのラストイヤーとなるシウバとカバーニ。悲願のCL優勝を達成し、有終の美を飾ることはできるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)