久保出場のバルサ戦、“無観客試合”で侵入者の珍事 スペイン紙も驚き「信じられない瞬間」
マジョルカの本拠地で行われた一戦、アルゼンチン代表ユニフォームを着用した人物が後半途中に侵入
なぜ無観客試合なのに侵入者が――。約3カ月ぶりに再開したスペインのリーガ・エスパニョーラは現地時間13日、日本代表MF久保建英を擁するマジョルカとバルセロナの試合が行われ、0-4でアウェーのバルセロナが圧勝した。その試合で、まさかの場面が起こっている。
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スペイン紙「マルカ」などが報じているのは、マジョルカの本拠地ソン・モイシュで行われた第28節バルサ戦の後半途中のシーンだ。前半2分のチリ代表MFアルトゥーロ・ビダルの先制弾、同37分のデンマーク代表FWマルティン・ブライトバイテの移籍後初ゴール、そして得点こそならなかったものの久保が立て続けに際どいシュートを放つなど見せ場の多かった前半から一転、膠着しつつあった後半8分のことだった。
突然ピッチ内に、マスクもせず走り抜ける人物が。一瞬チームスタッフかと思いきや、水色と白のアルゼンチン代表ユニフォームを着用した男性が、メッシに向かってスプリント。事態に気づいたマスク姿の関係者が取り押さえたものの、数分間にわたって中断。バルサのオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングらも苦笑いを浮かべるしかなかった。
同紙は「新型コロナウイルスの状況もあってスタジアムでの観戦が許されておらず、なおかつ選手、チームスタッフ、ジャーナリストのチェックも非常に厳しい。にもかかわらず、若者は今もなおソン・モイシュへの侵入に成功した」「これは信じられない瞬間で、きっと世界中で衆目を集めるだろう」と、驚きとともに伝えている。厳重なセキュリティーが求められるはずの運営で、まさかの事態が起きたのは大きな反省点となるだろう。
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