C・ロナウド、再開初戦でPK失敗も同僚DFが擁護 「重大なミスだったとしても…」
ロナウドのPK失敗にDFボヌッチが言及 「今日の彼は不運だった」
コッパ・イタリア準決勝のACミラン戦(0-0)でPKを失敗したユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドについて、同僚のイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチが「重大なミスだったとしても、クリスティアーノは常に重要な選手」と擁護した。試合はスコアレスドローに終わるも、第1戦と合わせたアウェーゴール差でユベントスが2年ぶりに決勝へ駒を進めている。スペイン紙「マルカ」が報じた。
【PR】学生向けのお得プランが新登場!ABEMA de DAZN 学割キャンペーン、通常年額の半額でAFCアジア予選・日本代表戦、欧州リーグなどが視聴可能に
2月に行われたミランホームでの第1戦を1-1のドローで終えていたこの準決勝。元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチら3選手を出場停止で欠くミランに対し、ほぼベストメンバーを組んだユベントスは前半から攻勢を仕掛けた。
しかし、前半13分に獲得したPKのチャンスではエースのロナウドがこれを失敗。シュートは左ポストに弾かれた。PK直後にミランはクロアチア代表FWアンテ・レビッチが危険プレーで一発退場となり、ユベントスは数的優位を手にした。
だが、その後も試合を優勢に進めながらもミランGKジャンルイジ・ドンナルンマの攻守にも阻まれ、最後まで得点は奪えなかった。シーズン再開初戦となったビッグマッチはスコアレスドローで終了。2試合合計スコアも1-1で並んだが、アウェーゴールの差でユベントスが決勝進出となった。
試合後、先発出場していたユベントスのボヌッチはイタリア「Rai Sport」のインタビューで次のように語っている。
「たとえ重大なミスだったとしてもクリスティアーノは我々にとって常に重要な選手。彼がいるだけで対戦相手のDFが抱えるプレッシャーを大きくなる。今日の彼は不運だったし、ドンナルンマもよくやっていた。素晴らしいユベントス、素晴らしいロナウドの姿をもう一度見ることができるだろう」
ボヌッチはチームとして決勝へ駒を進めることができたことが最重要であることを強調したうえで、ミスを犯したロナウドを擁護していた。決勝ではチームを栄冠に導くゴールに期待だ。