本田圭佑、衝撃の“25mブレ球FK” CL公式がCSKA時代の3発を回顧「日本のレジェンド」

CSKAモスクワ在籍時のMF本田圭佑【写真:Getty Images】
CSKAモスクワ在籍時のMF本田圭佑【写真:Getty Images】

本田がCLで決めた3ゴールの映像を公開、34歳の誕生日を祝福

 ボタフォゴの元日本代表MF本田圭佑は13日、34歳の誕生日を迎えた。現在は新型コロナウイルスの影響でブラジル国内の公式戦が中断するなか、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)公式ツイッター日本語版は1本の動画を公開。「誕生日おめでとう、日本のレジェンド」と綴り、伝説の“ブレ球FK”などCSKAモスクワ時代に同大会で決めた3ゴールを振り返っている。

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 本田は今年1月、キャリア8クラブ目となるボタフォゴに加入。3月に行われたリオデジャネイロ州選手権バングー・アトレティコ・クルーベ戦(1-1)に先発出場し、ブラジル初陣でPKによる1ゴールをマークした。その後、ブラジル国内での新型コロナウイルスの感染拡大によりシーズンが約3カ月にわたって中断している。そうしたなかで迎えた34歳の誕生日を、CL公式ツイッター日本語版が動画で祝福した。

「誕生日おめでとう、日本のレジェンド」と綴られ公開された58秒の映像は、本田がCSKA在籍時に出場したCLで決めた3ゴールを収録したもの。1点目は、本田のキャリアを彩る伝説の一撃だ。

 2010年3月16日に行われたCLラウンド16の第2戦、セビージャ対CSKAのワンシーン。CSKAがホームでの第1戦を1-1のドローで終え、敵地サンチェス・ピスフアンに乗り込んだ一戦、当時23歳の本田はスタメンに名を連ねた。そして前半を1-1で折り返し、迎えた後半10分。CSKAは敵陣右サイド、ゴールまで約25メートルの距離でFKを獲得し、本田がキッカーを務める。相手GKも警戒するなか左足を強振すると、強烈な一撃がゴール枠内へと飛んでいく。シュートはセビージャGKアンドレス・パロップの正面を突いたかに見えたが、不規則に変化。パロップはパンチングで逃れようとするも弾ききれず、ニアサイドのネットを揺らした。

 本田のCL初ゴールで2-1と勝ち越したCSKAは、2戦合計3-2でクラブ史上初のベスト8に進出。歴史を塗り替えた本田の“ブレ球FK弾”は今も語り継がれる伝説のゴールとなっている。

 映像ではその他に、2013-14シーズンのCLヴィクトリア・プルゼニ戦(3-2)と、バイエルン・ミュンヘン戦(1-3)で決めたPKでのゴールも収録。こうした活躍を受けて、イタリアの名門ACミランへの移籍を勝ち取った。

 34歳となった今も、南米の地で飽くなき挑戦を続ける本田。“サッカー王国”でも、歴史にその名を刻む華麗なゴールを決められるだろうか。

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